京都「京大生が語る勉強のコツ」、不安への対処方法

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不安への対処方法

不安への対処方法

成績が伸びなくて不安であるとか、志望校に向けて何をしたらいいか分からないとか、(本当は勉強に限る話ではないですが、)目を向けた先が不透明な時に人は不安になります。そしてこういう場合、今がどういう状況なのかすら掴めていない場合が多いものです。

この状況を解消し、前進するために必要なのは調べること、それをまとめることです。この際、絶対に頭の中でやってはいけません。混乱が余計に不安を生みます。紙に書きましょう。紙に書くことで状況がシンプルに見えてきます。

◆失敗した場合にはどうしようか――その場合に何が出来るか箇条書きし、必要な行動も書いていきましょう。

◆成績が伸びてなくて、このままの勉強でいいのか――まず、今の勉強法を紙に書きましょう。各科目の勉強にどれくらい時間をかけ、どんな問題集を使い、どの程度の完成度で毎週勉強できているのか、勉強量が不足しているならなぜか、それに対して何ができるのか。なるべく具体的に書き、状況を把握しましょう。ただ書いていけばかまいません。

どうやったら成績伸びますか?と聞く前に、まずそれについて自分で考えてみましょう。普段の宿題は毎週完璧にこなし、教えてもらったことを実践出来ているのでしょうか。例えば英単語の暗記や文法の勉強など、地道な努力を怠っては、先を見据えた勉強など成立しません。

とにかく、不安に思うことがあるならば、何が分からなくて不安なのかをまず見つける必要がありますので、状況を紙に書くことです。それが出来れば、次にやるべきことは自然に見えてきますよ。

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