京都「京大生が語る勉強のコツ」、学問の神様

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学問の神様

学問の神様

あけましておめでとうございます。いよいよ受験が近くなってきました。「人事を尽くして天命を待つ」という格言がありますが、「できる限りのことは全てやった!」という感覚は、間違いなく試験本番での自信につながります。やり残しと後悔のないように、受験生には残りの日々を充実したものにして欲しいと思います。
今回はそんな「人事を尽くした」方のための、学業成就の神様を祀っている神社をいくつかご紹介したいと思います。

学業成就のご利益といえばまずはここ、言わずと知れた北野天満宮です。学問の神様、菅原道真を祀った神社で、このお正月に訪れた方も多くいらっしゃると思います。道真は牛と縁が深かった人物で、天満宮の境内には、神の使いである伏した牛の像が多く置かれています。この牛の頭をなでると賢くなると言われているので、見かけたらなでておきましょう。

同じく道真公を祀った神社が、錦市場の東の端にある錦天満宮。ここにはちょっと珍しい「からくりみくじ」があります。お金を入れておみくじを選ぶと、雅楽の音色に合わせて機械じかけの獅子が舞い、おみくじをくわえて届けてくれます。私も実際にやってみたことがありますが、かくかくと動く獅子が愛嬌たっぷりです。

最後に紹介するのが、伏見稲荷大社に隣接する東丸神社です。「東丸」は「あずままろ」と読み、ここには江戸時代の国学者、荷田春満(かだのあずままろ)が祀られています。春満は江戸で古学の研究や講義を行い、その評判から八代将軍、徳川吉宗にも迎えられた人物でした。
壁面には、その春満の明晰な頭脳にあやかろうと、所狭しと絵馬&千羽鶴が掛けられています。また境内には「としまいりの石」という石があり、本殿とその石の間を歳の数だけ廻ると願いが成就すると言われています。学問に限らないとのことなので、ご家族でお参りされてはいかがでしょう。

受験生の皆さんの成功を祈り、今回の話には「オチ」はございません。 では、本年もよろしくお願いいたします。

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