京都「京大生が語る勉強のコツ」、現状把握力×素直さ(吸収力)×継続力÷自分への甘さ

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現状把握力×素直さ(吸収力)×継続力÷自分への甘さ

現状把握力×素直さ(吸収力)×継続力÷自分への甘さ

現状把握力×素直さ(吸収力)×継続力÷自分への甘さ

上記の式は夢をかなえる式とでもいいましょうか。「素直さ」は順調な成長に必須の素養としてよく知られたところですから、今回はそれ以外について述べましょう。

難関大学・難関高校を目標にする場合だけでなく、「~に合格したい!」「~点を取りたい!」というと、その目標を達成するために必要なことが生じるわけです。またそれにはある程度順番もあります。たとえば英単語を覚えずに長文の勉強をするのは無理があるわけです。基礎を完璧にしないままに発展問題を解くこともできません。

目標達成のためには必然的にそのための課題が出てくるわけですから、「~に合格したい!」とは、「それを達成するための課題をやります!」と同じ意味なのです。特に自分と目標との差が大きいほどやることは増えていきます。スタートが遅れたからといって、試験が簡単になるわけではありませんから、勉強の密度と量をさらに増やすしかないでしょう。

にも関わらず、先延ばしにして単語をなかなか覚えないとか、1日は集中しても1カ月は無理、という生徒がいるわけです。おそらく目標の輪郭がボヤ~っとしており、自分の現状との差が意識できていないのでしょう。夢を描くのは自由ですが、小学生のお子さんが「将来プロサッカー選手になりたい」というくらいのレベルで、1年後や2年後の受験に対して目標をもつというのはいかがなものでしょうか。本当に合格したいなら、もっとはっきり、どんなレベルの学校で、どんな問題が出るから、自分には何が足りないのかを明確に把握して、そこまでの過程も描くべきです。

また、いったん目標を定めたなら、残された時間の中で合格必要量の勉強に集中して取り組まないといけないのですから、自分に合わせたペースで…などという甘い考えは通用しません。継続するのが苦手だとか、部活が大変だとか、悲しいことがあったとか…人それぞれの「環境」を言い訳にしたところで試験が変わるわけではありません。チャレンジするというのは、そのチャレンジに付随するしんどさもすべて含んで、合格すると“信じて”やり続けることをいうわけです。

長くなりましたが、目標を定めるというのは、それに向かって努力しますというのと同義なのですから、自分に厳しく頑張ってください。

苦手で避け続けたものが、最大の壁となって最後に立ちはだかるのだということを肝に銘じて、自分自身の課題に向き合って成長を続けてほしいと思います。

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