京都「京大生が語る勉強のコツ」、計画と実行のコツ

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計画と実行のコツ

計画と実行のコツ

計画を立てることは大事です。が、計画の立て方にもコツがあり、下手に計画を立てて達成できないと自暴自棄になったり自己肯定感が下がったりして、やる気を無くしてしまうかもしれません。そんな不幸な事態を避けるため、今回は上手な計画の立て方を紹介します。

一般的な計画の立て方に、まず目標を作って、それを日割りにして達成していくというものがあります。が、この方法で作った計画は(特に生徒が作ったものは)しばしば無謀なものになりがちで、達成できず計画倒れになってしまうことが少なくありません。

こういう事態を避けるために、計画を立てる前にまず継続することを第一に考えて、自分の学習ペースを把握するようにします。例えばテキストを3ページどれくらいで解けるか、復習なら1時間で~ページ、未習の範囲に取り組むなら~ページ、というふうに、まず自分の能力を掴むのです。そのために1~2週間、自分の勉強量を時間とともに記録してみましょう。

次にその自分の学習ペースをもとにして、1日に何時間取り組むかを決め、達成時期を見積もります。目標を先に立てて逆算して1日に落とし込むよりも、達成可能な目標になるので、実現可能性が高まります。さらに、日々の具体的な勉強量が見えるようになることで、今度はそれを計画よりも早くやろうという意識が生まれてくることも、この方法で計画を立てた時の良い効果です。

もっとも、完璧に計画通りに進むということはまず有り得ません。急に学校の用事が入ったり、風邪をひいた弟の看病をしたり、はたまた自分が体調を崩してしまったり、イレギュラーな出来事で予定していた勉強を消化できないということはままあることです。計画は計画通り完璧に進みません。完璧にしようとすると無理が出るので、計画は逐一修正しながら進めてください。1週間のうち何時間かを、「計画を調整するための時間」として確保しておくことも有効です。

最後に、勉強した時間や内容は簡単でいいのでスケジュール帳にメモしていくこと。記録することで初めて、計画をどの程度実行できたかチェックし反省することができます。また、目に見える記録を残すことが自信にもつながります。

ある日だけすごく頑張るのではなく、毎日続けること。毎日達成することが大切です。1日に1000本シュートを打つより、1日100本を10日続けるほうが上達するということです。

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